ハーピストの眼

お稽古の際には「指先を見つめないで!」と、よくアドバイスします。

かの、オカロランは盲目のハーピスト。皆さんは、ハープを演奏する時に「見る」という事を、もっと意識しても良いのでは。

一本一本の弦を探して、そこに指が届いているかどうか見て確かめるのは、ハープを始めて3カ月位で卒業しましょう。

楽器に対して、または目印になる弦に対して、どう構えると自分の欲しい音が見つけられるのか。広い範囲を視野に入れて弾ける様になると良いですね。
(例えば、階段の一段一段を見つめなくても、昇り降りは出来ますよね。)

今日のコンサートでは、ハープは上手(かみて。客席から見て右側)に来ています。この位置は、指揮者と、コン

サートマスターが同じ視線の先にいるので合わせ易い反面、楽譜が少し視線からズレるので油断できません。指揮者を常に睨みつけているわけではありませんが、常に指揮者、コンサートマスター、楽譜、自分の手元が視界に入っている様にしています。時には、音を外さないように、弦をマジで見ているのですが、指揮者やソリストを見ている…と、言うか、気配はしっかりと捉えてます。

私は読書用メガネが必要になって7年くらい経ちました。演奏や、レッスンにもメガネが必要です。色々試した結果、中距離に合わせたコンタクトレンズを使っています。メガネだと眼球だけの動きで弦を探した時、高音域の弦が歪んで見えることがあり、戸惑いました。

ステージの上では、床材、譜面台、椅子の脚などと弦がマスキングして、弦はますます見え辛くなります。

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